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近鉄 8600系
グリーンマックスの完成モデル 近鉄 8600系 前期形が入線しましたので、整備〜入線走行シーンを紹介します。
1973年から製造され、最大合計86両が在籍した8600系。新型の 8Aのデビューにより徐々に編成を減らしています。
今回はグリーンマックスから発売された前期型の編成を導入しましたので、その紹介をしていきます。
鉄道会社・系列 | 近畿日本鉄道 8600系 |
編成 | 4両編成 |
模型メーカー | グリーンマックス |
製品品番 | 32006 |
発売日 | 2025年 4月 |
定価 | 27,060円 (税込) |


入線前に車番インレタの転写、ステッカーの貼付けと付属品を取り付けます。
また、カプラーを TNカプラーに交換します。室内照明は現時点では取り付けていません。
ヒューズボックスとアンテナ、8600系初期車に存在するスカート箱を取り付けます。
アンテナはヒューズボックスのランナーパーツにも含まれていますが、それとは別に用意されています。
この付属ランナーは先日の鮮魚列車のものと同じ構成のようです。

必要に応じて少量の接着剤を利用して取り付けます。取り付けるとき、こういった複雑な形状のものをピンセットで扱おうとすると、ピンっとはじいて行方不明になりがちなので気をつけます。手でやった方が無難かと思います。

先頭車前面と側面の車番を選択してインレタを転写します。ナンバーは編成 4, 8, 9, 10 の 4種類が用意されています。
前期形のうち、省エネ改造をされた編成と側面窓を一枚化した編成以外が用意されているように思います。
2025年4月現在の編成状況は以下の通りです。
編成番号 | 在籍 |
---|---|
4 (X54) | 廃車 |
8 (X58) | 廃車 |
9 (X59) | 在籍 |
10 (X60) | 在籍 |
今回は現存する X60 (8610) 編成としました。

行き先表示ステッカーとして、急行 京都、急行 奈良、急行 橿原神宮前、急行 難波、急行 大阪難波、準急 京都、普通 京都、普通 新田辺、普通 西大寺、普通 大和西大寺、普通 天理、普通 橿原神宮前、普通 難波、普通 大阪難波 が含まれています。旧国名入りや「大阪」表記の有無が選択できるのは面白いですね。今回作成する X60編成は旧国名入りであることが確認できているため、 普通 大和西大寺 を選択しました。

他に優先座席表示と弱冷車、車椅子マークとベビーカーマークが含まれています。
X60 編成はウェブ上のサイドビューの情報などから、優先座席表示と弱冷車表示を貼り付けました。

本製品の先頭車前面は TNカプラーへの交換が想定されています。
そのため、説明書に従ってトミックスの JC25 に交換すれば OK です。

導入した 8610編成単独の走行シーンに加えて、8610系 6連の 8619編成とも組み合わせた 10両編成の走行シーンも撮ってみました。
用意されている純正オプションをまとめておきます。
中間部用の貫通幌パーツが用意されていますが、今回は利用していません。
ウェイトは車両が他社製品と比べると軽いため、勾配でスリップするなど粘着力が欲しい場合に組み込みます。
グリーンマックス 品番 8461 室内照明ユニット(狭幅・白色)(2本入り)(*)
グリーンマックス 品番 8622 貫通幌(角型・私鉄中間部用A)
グリーンマックス 品番 8311 コアレスモーター動力ユニット用補助ウェイト(4個入り)
(*) 室内灯は4本入り 品番 8462 、10本入り 品番 8463 も用意されています。必要数に応じてお得なセットを購入できます。
車番選択式となっている製品はインレタの転写が大変ですが、細部の差異を調べて違いを表現できるのがよいですね。ただ、違いが細かすぎて情報集めるのも大変かもしれませんが・・・。沿線近くであればよいですけどね。
8600系も廃車が始まっています。後期形にも廃車は出ていますが、前期形で活躍している編成もいつまで残るかわかりません。鉄道模型では活躍しているその姿を残しておくことができるのが素敵ですね。
皆様の鉄道模型ライフがより良いものに、そしてハッピーなものになりますように!