修学旅行・団体用 近鉄20100系あおぞら 6両入線!

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先頭車同士の連結は新TNカプラーで簡単に!あおぞら入線

マイクロエースから再生産された近鉄あおぞら号 20100 の紹介です。
昨年からの旧車ブーム?にあわせて所有していなかったので今回入線しました。

すでに実車では引退してしまった近鉄の初代あおぞら号。マイクロエースより 2015年の製品が再生産発売されましたので、今回購入しました。3両2本を連結した 6両のセットで、先頭車同士の連結はトミックス TNカプラーに交換しました。走行シーンも紹介します。

鉄道会社・系列近畿日本鉄道 20100 あおぞら号
編成3両+3両編成
模型メーカーマイクロエース
製品品番A8293
発売日2025年 1月再生産 (初回2015年10月)
定価32,780円 (税込)
導入した車両の編成・製品概要

編成

今回導入したセット製品は以下の 6両編成です。3両2本の6両編成です。

難波・京都←モ20101サ20201モ20301モ20102サ20202モ20302→ 奈良・名古屋
> M <> <

第1編成と第2編成を併結した 6両編成です。
実車は先頭車が動力車ですが、パンタグラフは中間車両に搭載されています。模型製品では第1編成の中間車が動力車となっています。モ20301とモ20102 の先頭車同士の連結部はボディマウントのアーノルドカプラーで連結し、モ20101とモ20302の先頭部はダミーカプラーが装備されています。

車両の入線前整備

入線前にTN カプラー化とヘッドマークを取り付けます。

TNカプラーの取付け

製品状態では先頭車同士の連結部がかなり広くなっています。そのため、トミックスの TNカプラーに交換して間隔を狭くして見た目を良くします。

先頭車同士の連結部の間隔が広い。

ボディマウントのアーノルドカプラーパーツの取り付けは TNカプラーの取付け部と同じ構造です。そのため、TN カプラーのスカートへの干渉などサイズ的な問題がなければ簡単に交換できそうです。

ボディマウントアーノルドカプラーが取り付けられている様子。

先日、シリーズ21 9020系で活用したトミックスから新発売の品番 JC7258を試したところ、なんとスカートパーツへの加工一切なしで取り付けができます。JC6340 よりもカプラーポケットが小型化されている分、スカートとの干渉がなくなっています。

試しに取り付け。JC7258 はスカートとの干渉しない。

ボディと並べて位置を確認します。これでも少しTNカプラーが前面に出ている感じはしますが、この位置を調整しようとするとそれなりに大変ですので、このまま進めます。

ボディと並べて TNカプラーの位置を確認。

カプラーの交換手順

ボディマウントアーノルドカプラーの TNカプラー品番 JC7258への交換は以下の流れで進めます。
モ20301とモ20102 の2両とも同様にして交換できます。

床下板からボディマウントアーノルドカプラー、スカートの取り外し

まずは分解します。

ボディ床下部分からボディマウントアーノルドカプラー、スカートを分解。

ボディから床下を引き抜き、上の写真のようにパーツを取り外します。特にボディからの取り外しがしにくいようなことはないので、破損しないよう丁寧に扱えば問題ないと思います。

TNカプラーの電気連結器を 1段にカット

TN カプラーパーツは電気連結器が 2段になっているため、1段になるようカットします。

製品状態のダミーカプラー。連結器の電気連結器は 1段。
TNカプラーもこれに合わせてカット。

※ 1段にカットした状態は次の STEP.3 の写真をご参照ください。

TNカプラー、スカートの取り付け

TNカプラーを取り付け、スカートを戻しボディに床下を戻します。

モ20301とモ20102 の 2両とも TNカプラーに交換した状態。

なお、中間に入る先頭車にもヘッドライト・テールライトが取り付けられています。中間に入る車両は点灯しませんので、あわせて OFF にしておくと良いかと思います。

TNカプラーに交換したことで、動力付きの編成 3両のみでも楽しみやすくなります。さすがにアーノルドカプラーのままでは格好が良くないですので。

ヘッドマークの取り付け

製品パッケージや説明書からは気づきませんが、車両ケースの右下にヘッドマークパーツが入ってます。
これを両端先頭車に取り付けます。

ヘッドマークはケースの右下に入ってます。

何個入りとか特に記載されてないようですが、ヘッドマークは 3つ入ってました。その他のパーツはカプラー関係かと思いますが、今回は利用しないためおいておきます。

あおぞら号のヘッドマークとその他のパーツ。

両端先頭車であるモ20101とモ20302 にヘッドマークを取り付けますが、幌と幌受けがそれぞれあって少し取り付けづらいです。実車の写真を見ると幌の上から取り付けられているようです。

幌受けのあるモ20302 は両面テープを使ってボディ部分に貼り付けました。

モ20302 は両面テープでヘッドマークを取り付け。

もう一方、幌のついているモ20101 は幌の厚みもあり両面テープでは難しかったため、幌部分に少量のゴム系接着剤を利用して取り付けました。

モ20101 は少量のゴム系接着剤でヘッドマークを取り付け。

以上で今回の入線準備は終了です。
全体的に中間車部分も連結面間隔が広めですので、できればそこも TNカプラー化したほうが見栄えは良くなりそうですが、今回はコストの都合(もうすぐ 12200系も出ますし)もあってひとまず見送ってます。

走行シーン

20100系あおぞら号の走行シーンです。オリジナル塗装の 30000系ビスタカーとの走行シーンもあります。ぜひご覧ください!

純正オプション

マイクロエースから用意されている純正オプションをまとめておきます。
なお当方ではマイクロカプラーは取付け実績がございません。

また室内照明は団体用ということも考慮して電球色が良いと思われますが、好みにより選択されても良さそうです。

純正オプション

マイクロエース 品番 G0005/G0006/G0007/G0008 狭幅室内灯

マイクロエース 品番 F0002 マイクロカプラー 密連・灰

さいごに

年明け 9020系に続いては過去の名車あおぞら号でした。
2階建車両で当時はスペースの関係でクーラーがなく、暑さの問題もあったようです。昨今の夏場なんかはさすがにクーラーなしでは無理ですね。楽やビスタカーも年季が入ってきましたし、今後の近鉄 2階立て車両はどうなっていくのでしょうか。
数年内に新型 2階建特急車両!なんてのもちょっと期待している部分もあります笑

過去の車両を鉄道模型で楽しみつつ、未来の車両を想像するなんてのも楽しみ方のひとつですね。
それでは皆様の鉄道模型ライフがより良いものに、そしてハッピーなものになりますように!