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道路をつくる(後編) 〜 道路表示の追加
前回と同様の方法で道路の敷設を進め、道路表示も加えます。
DioramaBox さんの道路スタンプも活躍しました!
前回、カトーのジオラマ入門キットを利用してスムースイットを活用して道路の敷設にトライしました。今回はその範囲を広げ、駅前部分の道路を作っていきます。道路表示も追加して道路らしくしていきます。
前回お試し的にカトーのジオラマ入門キットを活用して道路の敷設をしてみました。前回の記事は以下になります。
駅前にかけて道路の敷設を進めます。
前回でなんとなく感覚は掴めたので、どんどんすすめていきます。スムースイットは前回の残りを使おうと思いましたが、カップで固まっていたので砕いて溶かして使おうとしましたが、完全には溶かし切れなかったので再利用は要注意です。

なお、スムースイットを流し込む前に、モデリングペーストを塗り広げています。スムースイットがスタイロフォームに浸透してしまう可能性を懸念したのですが、これは必要ないかもしれません。

スムースイットを流し込む部分をテープで囲むところは前回と同じです。駅前部分の敷設をしてしまいます。なお、ロータリー部分は未着手です。

坂道になる部分は、そのままだとスムースイットが流れてしまうと思うので、一旦水平にしています。
水平状態から坂道状態に戻した時に、坂道になる部分と水平部分の境界にヒビが入るなど懸念しましたが、ひとまず問題は発生していません。意外と柔軟かもしれません。

乾燥を待ち、次は塗装へと入っていきます。乾燥自体も丸一日は置いておくのが良さそうです。

スムースイットが乾燥した状態は石膏同様に白い色をしていますので、塗装をする必要があります。
ジオラマ入門キットに付属のトップコートはアスファルト色です。
カトーからはこれ以外にコンクリート色も発売されています。アスファルト色は本当に真新しい出来立ての道路の黒っぽい色ですので、必要に応じてコンクリート色を購入して混ぜるのも良いかと思います。今回はアスファルト色をそのまま利用しました。

全体に塗り広げます。薄めずにそのまま利用するとありますが、少し固かったため、水を加えています。加えすぎないように注意しました。

乾燥は 1日以上、しっかりおいた方が良さそうです。数時間後に白線を引こうとマスキングテープを使ったところ、剥離してしまいました。
道路表示を加えて、道路らしくしていきます。
道路端の白線、センターライン、横断歩道、停止線をタミヤカラー(アクリル塗料)でいれていきます。
ライン両側をマスキングして、白色をおいていきます。
マスキングは 1mm幅のマスキングテープでライン位置を決めて、両側に 10mm 幅のマスキングテープを貼っていきました。ただ、結構手間なので、途中からは 1mm 幅のマスキングテープは省略しています。目分量というと大雑把な感じにはなってしまいますが、目分量でもそれなりの精度は出ると思います。

1mm幅のマスキングテープをはがし、白色を置いていきます。
ここでタミヤカラーは薄めずに利用するのがポイントです。ネットなどでも出てきますが、綿棒で色を置いていく感じで塗っています。新しい道路のため、はっきりとしたラインを引いても良さそうですが、カラーを薄めると塗料が路面とマスキングテープの隙間に入り込みやすくなります。
どうしてもスムースイット表面はざらっとしてます(路面表現なのでツルツルだとせっかくのスムースイットが台無しになってしまいます)ので、マスキングテープとの間に細かい隙間があります。
ということで、塗料は薄めないで利用するのをお勧めします。
はじめに引いたライン部分で塗料を薄めて利用したところは、マスキングテープと路面の間に塗料が入り込み、後で修正することになりました。


白線は曲線部分もありますので、マスキングテープを組み合わせたり、カットしたりして表現していきます。マスキングテープは曲線を描きにくいため、ちょっと難しいところです。

センターラインなどを表現する前に横断歩道の位置を決めて表現していきます。
現実世界では横断歩道の幅は 3m 以上とされているようですので、Nスケールでは 20mm 以上の幅ということになります。今回は駅前ということもあるので 30mm 幅で作成しています。

幅を決めたら全体をマスキングしていきます。ハシゴ状の表現は実際の太さが 45cm の場合で Nスケールは 3mm となります。3mm おきで白色部分と塗装しない部分が交互になります。最近は白色部分の間隔を広げた横断歩道も許可されたそうですので、そういったのを表現するのも良さそうです。

白色を塗り終えたら、マスキングテープを剥がします。
緊張&気持ちの良い瞬間ですね笑

ちょっと滲んでしまった部分は後で補修します。初回にしてはそれなりに綺麗にできたように思います。

上の写真で一番右側の横断歩道の白色部分と、道端の白線の間でアスファルト塗装が剥離してしまいました。ここは後で補修することにします。
続いてセンターラインや停止線も入れていきます。

ここまでで、一度道路にバスやタクシーを置いてみました。
いや、なかなか感じ出てきました。さらに路面表示を加えていきましょう。

「バス停」表示は DioramaBox さんのスタンプを活用してみました。X でたまたま見かけて、これは良く無い?!と思って購入させていただきました。今回道路作成を進めたくなったのもこのスタンプの存在が実は大きかったかもです。

2025年現在 10種類のスタンプが販売されています。当初発売されていたセット品を購入させていただきました。しばらくセットの販売を停止していたようですが、再度発売になっているようです。
続いてバス停部分に少し太いラインを追加したり、左手の右折車線の表現を追加したりしています。
右直車線のラインは黄色にしています。

そしてこちらも DioramaBox さんのスタンプで直進と右折表示を追加しました。冗談抜きにめっちゃ良いです。すばらしい。
なお、白インクは「ステイズオン おなまえ インクパッド (ホワイト)」を利用しています。偶然ですが、DioramaBox さんでも推奨として紹介されてました。
路面にどうしても凹凸がありますので、少し欠ける部分もありますが、それまたリアルな感じがするので、そのままにするのも白塗料で補修するのも良いかと思います。

今回、作成してきた道路の全貌です。
下側のバス停周りのラインをどうしようかなと迷いつつ、現状はそのままにしています。右手の右折車線が増えるところも先々もう少し手を加えると思います。

バスやタクシーを配置してみました。
めっちゃテンション上がります笑

想像以上に良い感じになりました!
駅前部分の道路敷設を進めてきました。アスファルト塗装も新しい道路らしくできてきたと思います。道路表示もライン引き、スタンプを活用してなかなか良い感じになっていると思います。
結構時間はかかりますが、かなり気に入ったので今後もこの方法を活用していければと思います。
小物類を活用してさらに道路の雰囲気を高めていくことと、もちろん鉄道側の線路周り、信号機なども引き続き進めていきますので、気長にみていてください(笑)。
それでは皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!