2つの信号機を設置した場内信号機をつくる

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通過線と待避線への分岐のある場内信号機をつくる

オズモファクトリーより2機の信号機を設置するための支柱が発売されましたので、早速場内信号機に活用してみました。

オズモファクトリー製品を利用して、架線柱に信号機を取り付けた前回に続いて、今度は駅の場内信号機を作成します。場内信号機は待避線と通過線のための信号機2機を設置します。

ホームのある待避線と通過線に進めるかを現示する2機の信号機を設置する。
架線柱に LED 点灯する信号機を設置する

用意するもの

前回同様にオズモファクトリーのパーツを活用します。

信号機は前回も利用した3灯式に加えて2灯式の信号機、そして信号柱と信号機を2機取り付けるためのパーツを利用します。

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赤・黄・青を現示する3灯式信号機を選択。
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今回は黄と赤を現示する信号機として利用する。
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信号機を取り付けるための支柱。
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信号柱に2機の信号機を取り付けるためのパーツ。2023年9月通販開始された。
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LED の半田付けは大変なので既製品を活用する。

分岐信号支柱は前回信号機パーツを探していたときに偶然タイムリーに発売されるという案内を X (Twitter) で見かけ、発売を待ってました笑 模型鉄道だと使い所がたくさんありそうです。

そのほか、配線や塗装用のカラーは必要に応じて用意します。

信号機の組み立てと塗装

まず、組み立てる部分はほとんどありません笑
オズモファクトリーの製品は精細にできてますが、組み立てがほぼ不要(信号機裏のふた取り付けと支柱の土台、あとはその組み合わせくらいのみ)なのが良いです。

支柱パーツは土台を接着剤で取り付けるくらい。

先に塗装しておき、その後配線しながら組み立てていきます。
なお、信号機自体は遮光ブラック、支柱はホワイトとしています。イメージする鉄道会社によって支柱の色はグレーなどを選択するのも良さそうです。

信号機を遮光ブラックで塗装。
今後使う予定の信号機も一緒に写ってます笑

分岐信号支柱は信号機取り付け箇所下部に小さな配線用の穴があいてます。つまり向きを間違えないようにする必要があります。サーフェーサーを吹くときに穴が塞がらないかと懸念したので、塗装は後回しにしました。結果的には先に一緒に塗装しておいても良さそうです。

上下を間違えそうなのでペンでメモ。

信号機に配線済みの LED を組み込みます。灯火色ごとに位置を間違えないように注意します。日除があるのでその向きにより上下を確認します。
裏側のふたは下側に配線用の穴がくるように気をつけます。

信号機に LED を組み込み配線を通して蓋をする。
どの線がどの LED のものか分からなくならないよう、目印を取り付けておく。

支柱を塗装しておきます。サーフェーサーを吹いた後で白を塗装しています。
後で、ピンバイスなどで配線用の穴が貫通できているか確認する方が良いと思います。

サーフェーサーを塗装。
ホワイトを支柱に塗装。

信号分岐支柱に信号機の配線を通していきます。
配線を通す前に穴が貫通しているかは、ピンバイスのドリル (0.6mm 〜 0.8mm) で確認しておくのが良さそうです。

各色+とーの2本ずつあるため、どれがどの配線かわからなくならないようマスキングテープに色を記載して+/ーセットにして目印をつけています。

配線がごっちゃにならないようにどの色の灯火かはわかるようにマーキング。

信号機の配線を分岐信号支柱に通すのはなかなか苦労します。
そして、3灯式と2灯式両方を全部通すのは今回断念しました。ちょっと難しい。

3灯式、つまり上側に来る信号機の配線を先に通したため、下側の2灯式の配線が通りにくくなったと考えます。先に下側に来る信号機を先に配線した方が良さそうです。

2機の内、下に位置する信号機を先に配線した方が良かったかも。

信号機の配線を分岐信号支柱に通したら、信号機自体を固定します。

製品には 3灯式+3灯式、3灯式+4灯式、4灯式+4灯式、4灯式+5灯式の組み合わせパターンが入ってます。

2灯式はなかったため、3灯式+3灯式を使いました。2灯式の方は上部を固定しています。
下側の支柱との隙間は何かで詰めれば良さそうですが、今のところ隙間が空いたままです。エナメル線の弾力もあるので意外と固定できてます。

分岐信号支柱に信号機を取り付ける。

ここまでくると完成がイメージできてくるため、作るモチベーションもアップします。

支柱の配線用の穴は 0.8mm のドリルで貫通を確認するのが良いです。
エナメル線の太さによっても変わってきそうですが、あまり灯火数が多いのは難しいかもしれません。
また、実際に配線を通す方向同様に配線を通してみて、引っ掛かりがないかを確認しておくのが良いです。
数本であれば良いですが、引っ掛かりがあると本数が多くなってきたときに通らなくなります。今回このチェックが甘かったので 3本ほど支柱を這わすことになりました(もう一度全部抜いて再度トライする気力はなく・・・というか早く点灯させてみたかった)。

支柱に配線を通す。

配線が通れば分岐信号支柱を信号柱に取り付ければ完成です。接着しなくても、配線で支えられるようです。

LED の点灯確認

前回同様に、5V 電源に 1.33kΩ の抵抗を取り付けて 2灯を点灯させてみました。

実際の点灯パターンを試してみました。

3, 4号線共に停止。
3号線場内注意!
3号線場内進行。
通過線を進行できる。
4号線場内注意。
待避線は制限速度が設定されるため入線するときは黄色現示。

早くレイアウトに取り付けて運用したい!ですが、まだそこまでには道のりがあります。

上手く列車位置と連動して動作するようにしていきたいと思います。
また、今回パーツを手配するときに、あわせて中継信号機も購入してしまいました。7箇所も点灯するとか作るの大変そうです笑

が、楽しくて止まりません。引き続き頑張って作成していきたいと思います!その前に電球色 LED など、いくつか部品を買い足さなくては!

まとめ

分岐信号支柱を活用して2つの信号機を一本の信号柱に設置しました。
今回色々とやってみて分かったので、次回作成時にはさらに上手く作れるようにしていければと思います。

  • 信号柱に 2機の信号機を設置するためにオズモファクトリーの信号機、信号柱、分岐信号支柱を活用できる。
  • 2灯式信号機用の分岐信号支柱は用意されてないが、なんとか固定はできる。
  • 信号柱に配線 (0.16mm) を通せるが、すべてを通すのは厳しかったが、0.8mm 程度のドリルで貫通させておけばいけるかも。
  • エナメル線がよじれると信号柱に通りにくくなるため作業中の扱いは注意が必要。
  • 塗料で配線用の穴が塞がるのを懸念していたが、あまり気にしなくて良さそう。

作業順序は以下の流れで良さそうです。

  1. 信号機、信号柱、分岐信号支柱を塗装する。信号柱の土台を除いて組み立てはしない。
    信号機は遮光ブラックを塗装しておく。
  2. 信号機に LED を取り付け、蓋を配線を通して取り付ける。
  3. 分岐信号支柱に LED 配線を通す。
  4. 信号機を分岐信号支柱に固定する。
  5. 信号柱に LED 配線を通す。信号柱と分岐信号支柱を固定する。

まだ信号機はこれから必要になるので、ここ 3回の記事で紹介した内容を活かしていきたいと思います。
皆さんもぜひ挑戦してみてください。

記事の内容が参考になれば幸いです。皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!