当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
近鉄 10100系 ビスタカー
カトーより発売になった 近鉄 10100系 が入線しましたので
レビューを兼ねて紹介します。
カトーより発売になった近鉄10100系ビスタカーを購入、入線しましたのでレビューを兼ねて紹介します。
鉄道会社・系列 | 近畿日本鉄道 10100系 |
編成 | 9両編成 (A+B+C編成) |
模型メーカー | カトー |
製品品番 | 10-1911 |
発売日 | 2024年 7月 |
定価 | ¥40,150 |
A編成、B編成、C編成のそれぞれ 3両からなる編成を組み合わせて運用されていた 10100系。今回購入したのはそのフル編成で A+C+B からなる 9両編成です。
A編成の 10105 と B編成の 10310 が流線型の先頭部となっています。
実車は A編成とC編成、あるいは C編成とB編成といった組み合わせが多く、9両で運用されたのは引退前の期間に限られるようです。
本製品では A編成と C編成に動力が組み込まれてますので、 B編成単独以外であれば編成を組んで走らせることが可能です。貫通先頭車に取り付けるための特急マークが含まれ、またライトも ON/OFF スイッチが搭載されています。
先頭部の行き先表示板は取り付け/取り外し可能なものが含まれています。
A | A | A | C | C | C | B | B | B | ||
← 難波・上本町・京都・鳥羽 | 10105 | 10205 | 10305 | 10118 | 10218 | 10318 | 10110 | 10210 | 10310 | → 名古屋・鳥羽・奈良 |
> | M < | > | M < | < |
動力を含まない B編成の貫通先頭車にはライト類が用意されていません。単独で走行しないため先頭となることがなく、省略されているようです。
組成する編成にあわせて、各種パーツが用意されています。
貫通先頭車が先頭に立つ時に利用できる特急マーク、また特急マークを取り付けるために利用する幌パーツ、行き先表示板、ジャンパ栓・ホース、さよなら運転ヘッドマーク、回送札が付属しています。
9両編成でそのまま運転する場合は行き先表示板を取り付けるだけで OK です。
「大阪上本町」「賢島」「京都」「奈良」「橿原神宮前」「名古屋(水色)」「鳥羽(水色)」の 7種類の行き先が入っています。
シールではなく行き先ごとに別パーツになっていて、耐久性もありそうですので、好みで取り替えて楽しむことができそうです。
9両ではなく、6両や 3両編成の運転時に利用する貫通先頭車の特急マークは、台座枠に特急マークを組み合わせて幌パーツに取り付ければ OK です。
最近の近鉄特急車両は貫通幌が利用されない時にはカバー内側にしまい込まれる構造ですが、この頃はまだ一般車同様に幌は見えている状態です。
先頭車同士を連結する場合は初期状態でセットされている幌を利用します。カトーカプラー密連形のため車間もリアルです。
連接台車が採用されているため、通常の車両とは車両の切り離し方が異なります。
先頭車側を幌部分と一緒に持って、引き離すようにして切り離します。レール上でやるのが無難です。
連結する場合は離した時とは逆に押し付けるようにし、カチッと音がするところまで押し込みます。
室内照明を取り付ける時などはボディを取り外す必要があります。
自身は室内照明は取り付けてないのですが、3両、6両で運転する際にジャンパ栓パーツを取り付ける際にその場所がわかりづらく、一度床下をボディから外しました。
ここで、動力車のボディ取り外しがちょっと難しかったです。ボディを外そうとするとモーターカバーが外れてしまい、なかなかボディから下回りを取り外すことができずでした。床側のフックが窓ガラス部分に止まるようになっているため、片側ずつ外し、もう片方を外す時に戻らないようちょっと硬めの紙を挟んで取り外しました。薄いプラ板などがあれば良さそうです。昔、同じような方法でトミックスの車両のボディの取り外しをしたような記憶があります。
ジャンパ栓パーツの取り付け位置がわかりづらく、ボディを取り出して確認した様子です。
いまいちあってるのかわからないのですが、これであってそうなので再度組み立てます。
説明書上は、完全に床板をボディから外すわけではなく、少し後方にスライドして、とあります。ホース付きのジャンパパーツはボディを挟むように取り付ければ良さそうですので、そうしています。
シールは号車番号表示のみが付属しています。
今回、9両、6両、3両で組成してみましたが、号車番号はそのまま走らせています。シールは簡単に取り替えられないので、難しいところですね。固定で走らせる場合には編成に合わせて号車番号を貼り付ければよいでしょう。
10100系ビスタカーの走行シーンを動画にしました。編成もフル編成の 9両編成から、6両、3両での走行シーンもあります。
今回は室内灯を取り付けていませんが、メーカーオプションとして室内灯も用意されています。
- 室内灯
11-211 LED室内灯クリア
11-212 LED室内灯クリア(6両分入)
ビスタカーといえば 30000系しかリアルには知らないのですが、2代目である 10100系、過去の名車ということもあって今回購入してみました。3つの編成を組み合わせて走らせることができ、特急マークの取り付け取り外しができ、行き先板も着脱可能、またライトの ON / OFF スイッチもついていて組み合わせを変えて走らせるのも楽しいです。
過去の車両はあまり手を出さないのですが、今回のこのセットはなかなか満足度の高いセットです。
9両フルセットでなくとも A+B 編成の 6両セットと C編成の 3両セットが発売されていて、9両とは車番も違うものになってます。好みに合わせて購入できるのも良いですね。
過去の名車をいつまでも手元に残しておけるのも鉄道模型の魅力です。
皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!
模型化されている近鉄車両についてまとめています!よければ参考にしてみてください。