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木製模型 法隆寺〜中門を組み立てる
Nゲージの中にアクセントに良いのでは?と思ったウッディージョーから発売されている木製模型。法隆寺の中門を組み立ててみました。
N ゲージのストラクチャーは各社からバリエーション豊富に発売されています。
そんな中で寺院などは木製のキットがあれば良いなというのがあって、かなり前に購入していた法隆寺のセット。今回、その中に含まれる法隆寺の中門を組み立ててみました。
ウッディージョー (Woody JOE) は木製帆船を中心にお城などの模型を販売しているメーカーです。よく歴史関係の資料館や博物館のようなところでお城や五重塔など木製のスケールモデルが置かれていることがありますが、あれを見て作ってみたいと思ったのと、ジオラマ作ろうというのが組み合わさって、今回法隆寺を作ってみようとなりました。
購入したのは結構前なのですが、150分の1、つまりNスケールの法隆寺全景モデルです。
このキットを購入する前にお試しで同じ法隆寺にある夢殿を組んでみていて、なかなか良い感じだったので、なら五重塔を含む全景もつくってみようと思って1年ほど前に購入していたのですがなかなか手がつけられず今に至ります。
全景モデルには、中門以外にも五重塔、金堂、大講堂、回廊まで含まれます。
法隆寺の中門(ちゅうもんと読みます)は、奈良の法隆寺の中心部分、西院伽藍の正面入口にあたる門です。この門をくぐると、金堂や五重塔といった有名な建物に続きます。中門には左右に金剛力士像が安置されています。現在の中門は過去に災害で焼失した後に再建されたものですが、飛鳥時代の建築様式がしっかりと受け継がれています。
基本的には説明書が丁寧に記載されているため、その通り組み立てを進めればOKです。
ここでもざっと実際に作成した流れを紹介します。
まずは基壇を作成します。ここにこれから作る建物部分がのります。
次に初層壁を組み立てます。一部は印刷されたシートをパーツに貼り付けて利用するようになっています。
これが天井部分になるので、ひっくり返して作成している状態です。
壁や柱を木工用ボンドで接着していきます。
出入り口両側の金剛力士像が入る箇所の壁と柱の位置は調整しながら進めました。
金剛力士像はゴールドで塗装します。タミヤのアクリルカラー X-12 ゴールドリーフを利用しています。
高欄パーツに模様のシートを貼り付けて用意します。
この意匠が格好良いですね。
金剛力士像の前に来る部分のパーツも接着していきます。
宙に浮くような形になりますが、両側の柱に接着して固定していきます。
次にひっくり返して初層の屋根を組み立てます。
肘木を取り付け、屋根板を組んでいきます。屋根板のそり具合は肘木の差し込み部分に合わせていけば OK です。
高欄を長方形型に組んだものを屋根の内側に取り付けます。
続いて二層を組み立てていきます。
こちらも印刷シートをパーツに貼り付けることによる表現になっています。
ひっくり返して屋根部分を組み立てます。
肘木はヤスリで角を落として丸くして取り付けていきます。
こういったパーツ、格好良いですよね。
続いて屋根板を取り付けていきます。
続いて破風板と屋根部分を接着します。
屋根の側面に取り付けていきます。屋根のソリが合わない場合は、ボンドで接着させる時にしばらく抑えるなどして合わせるようにします。
鬼瓦を両端に取り付けることで雰囲気がよくなります。
一通り組み終わったら、ベース部分の基壇にセットしていきます。
まずは、金剛力士像の位置を説明書を確認してゴム系接着剤で基壇に設置します。
なお、金剛力士像の裏面が平らでないと設置しにくいので、平らになるように事前に整えておくと良いです。
(カッターナイフで整えられました。)
屋根の 4隅には風鐸をゴム系接着剤で取り付けます。基壇上の位置を確認して初層を接着し、さらに二層を乗せて固定すれば完成です。
なかなか良い感じに出来上がりました。
後から一部柱が歪んでいることに気づいて修正しています。
二層の高欄がお気に入りです。
金剛力士像、左側が吽形、右側が阿形です。
木製模型、いかがでしょうか。プラ製のストラクチャーにはない質感があり、寺院やお城などには良いのでは無いかなと思います。
引きづつき他の部分も時間見つけて組んでいこうと思います。
ぜひ気にいる製品があればお試しいただければなと思います。
少しでも皆様のお役に立てば幸いです。皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように。