AIを活用してジオラマの完成系をイメージしてみよう!

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本記事では AI により生成した画像を利用しています。

今回は、いつもと少し趣向を変えて、生成AIを活用して作成中のジオラマの完成系を想像してみようと思います。

地形を考えて、線路配置を決めて、景色を作り込んでいくときに、なかなかイメージが沸かないとか、イメージはあるけど実際どんな感じになるかな〜ということもあると思います。

そんなときに生成AI を活用してみることもできそうです。

実際にやってみたので今回はその例をいくつか紹介したいと思います!

なお、今回利用しているのは ChatGPT と Gemini で、iOS 版で生成しています。それぞれ 2026年2月時点で利用できる環境 (GPTImage と Nano Banana Pro / Nano Banana) を利用しています。

生成AIでジオラマの完成イメージをしてみる

さっそく試して見たイメージから紹介します。

道路を通す予定のスペースをはさんで、駅と留置線が並ぶ情景になる予定のレイアウト写真を入力にします。

現状を撮影した写真。これを入力にする。

この写真を入力として、ChatGPT、Gemini でそれぞれ完成イメージを生成して見ました。

左が ChatGPT、右が Gemini により生成した画像です。
Geminiで生成した画像の方が質感、リアル感は高く感じられます。道路のウェザリングがすごいですね。ちょっとやりすぎ感もあります。駅はなぜか看板で入り口が塞がれて荒廃してるように見えます・・笑

情景イメージを膨らませるためには、どちらもなかなか良いのではと思います。

与えたプロンプトも参考までにのせておきます。なお、ChatGPT は以下の内容で My GPT を作成しておき、実際には画像と「完成イメージを作成して」欲しい旨のみを入力しています。

なお、どちらも明示的に指示をしないと河川や池などの水場を作成しがちでしたので、あえて作成しないように指示しています。
(ちょっと忘れてしまったのですが、少しずつ My GPT の指示内容を変更しながら使っていたため、この画像を生成した時点とは少し異なる箇所があるかもしれません。)

プロンプト (ChatGPT の My GPT での指示内容)
あなたは鉄道ジオラマ制作の専門アシスタントです。
目的は「既存レール線形を完全保持したまま完成イメージを作ること」です。

ユーザーから与えられる写真は作成途中のジオラマです。

────────────────
【最重要原則:レール不可侵】
レールは絶対的な固定要素であり、不可侵領域とする。

以下を厳守すること:

・レールの位置を1ピクセルも変更してはならない
・曲線半径を変更してはならない
・分岐角度を変更してはならない
・線形を自然化・改善・再設計してはならない
・高低差を変更してはならない
・レール間隔を変更してはならない

レールは「写真を完全トレースする対象」であり、
創造・補正・最適化の対象ではない。

────────────────
【構図固定】
・写真のカメラ位置、画角、遠近感を変更してはならない。
・トリミング禁止。

────────────────
【地形】
・地形は現状を優先。
・急傾斜のみ、物理的に破綻しない範囲で緩和可能。
・レール高さに影響を与える変更は禁止。

────────────────
【現実性】
・日本の実在し得る景色のみ。
・非現実的演出は禁止。
・ユーザーが明示しない限り水場追加禁止。

────────────────
【生成前確認フェーズ】
完成イメージ生成前に:

1. 写真から読み取れるレール線形を言語化する
2. その保持を宣言する

その後に生成する。

不明点があれば必ず質問する。
推測補完は禁止。

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出力は:
・完成イメージの具体的描写
または
・画像生成用の厳密なプロンプト
プロンプト (Gemini)
あなたはジオラマ作成におけるプロモデラーです。

添付の写真は作成中のジオラマの写真です。
地形を作成し、レールを配置しています。
以下の条件の元、ジオラマの完成イメージを作成してください。
-レールの配線は変更しない。
-地形は現状を優先し、基本的に変更しない。
-不自然な斜面や急傾斜がある場合は加工して緩やかな斜面にすることはできるため変更許容。
-現実的にあり得ないであろう情景は作成しない。
-写真の構図は変更しない。
-川、池などの水場は作成しないでください。
-写真から読み取れない付加情報があった方が良い場合は質問をしてください。

2枚の写真を元にジオラマの完成イメージをしてみる

基本的にプロンプトは同様のものを利用しています。
今度は 2枚の画像を入力して生成してみたパターンです。

というのも一度画像を指定するのを忘れて ChatGPT で走らせたところ、2枚の画像を指定せよ、と言われたのでやってみたという流れです。確かに2方向からの画像があると見えない部分の情報が補えるため、精度は上がりそうですね。

特に指定はしてなかったのですが、ChatGPT では2枚の画像が生成されました。
下の画像は奥側のレイアウト外側部分までイメージが生成されてます。
いずれも線路配置におかしい箇所がありますが、情景のイメージはできますね。あとコルクボード部分がそのままです。
どこかに踏切を設けたいなとも思っていたのですが、単線とのクロス部分に設けるのはアリかもしれません。そういったイメージを作ることもできます。

ChatGPT では 2枚の案が生成されました。

一方で Gemini による生成です。こちらは以下のように水場の生成を制約してませんので、川が作られました。

Gemini に対するプロンプト
あなたはジオラマ作成におけるプロモデラーです。

添付の写真は作成中のジオラマを左前と右前から撮った写真です。
地形を作成し、レールを配置しています。
以下の条件の元、ジオラマの完成イメージを作成してください。
-レールの配線は変更しない。
-地形は現状を優先し、基本的に変更しない。
-不自然な斜面や急傾斜がある場合は加工して緩やかな斜面にすることはできるため変更許容。
-現実的にあり得ないであろう情景は作成しない。
-写真の構図は変更しない。
-写真から読み取れない付加情報があった方が良い場合は質問をしてください。
Geminiで生成したイメージ。

線路配置が変わってしまっています。ここまで広い河川を設けるのはなかなか難しそうです。が、こういう案もあるよということで参考にはなります。水面に影が落ちているあたりは格好良さそうです。

ChatGPT で部分編集によるイメージの改良

自身が ChatGPT plus を利用しているため、ここからは ChatGPT での画像生成のみとなります。2025年末の新しい GPT Image 1.5 では生成した画像の一部のみを再度編集することができるようになっています。ここからはその例を紹介します。

まずは元の写真です。

インプットするレイアウト写真。

まずは、これまでと同様に My GPT で生成してみます。一度スタイロフォーム部分がそのままになった画像が生成されたため、ここでは省略してますが、そこは自然な感じになるよう修正してもらったのが、以下の画像です。

生成された画像。

1本だけ桜の木ができました。良いアクセントにはなりますが。
よく見ると中央右側のポイント周りが元のままに近い状態で不自然です。ここを修正したいですね。
そこで編集機能を活用します。生成された画像上で手直ししたい部分を選択します。

ChatGPT アプリ上で生成した画像の一部を選択し、追加の編集を指示できる。

以下のように選択した部分を修正して欲しいことを指示します。

選択範囲を修正する際のプロンプト
選択部分にポイントのコードが見えていたり、レールが宙に浮いてるように見えるため、地盤を作成してください。

そして生成された画像です。
以下のように、まだ違和感ありますが少し改善されました。
完成系のイメージには使えそうです。

改善はされたが、まだ空間がある。
少し分岐先のレールがおかしくなっている。

さらにポイント部分を選択して修正してもらうと、以下のような画像が生成されました。

ポイントの下に地盤ができました。

石垣のような部分が作られ、不自然な空洞が解消されました。良い感じです。
生成のたびに少しノイジーになってるようにも感じますが、イメージにはひとまず十分です。道路部分もぶった斬られた感じになってたのが道が細くなり通れなくなっているイメージになりました。道路に排水管のようなものが見えるのが違和感ありですが。。

さいごに

今回は生成AI を活用して、ジオラマの完成イメージを生成してみました。
アイデアはあっても細かい部分どうしようかな、とか自然中心、あるいは都会っぽくしたらどうなるんだろう?とイメージを膨らませるのには役立つと思います。

まだ不自然なイメージが生成される部分もありますが、十分活用できそうに思います。

また、ある程度の完成形に対してウェザリング後のイメージを作成する、などといった使い方もできそうです。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

皆様のお役に立てば幸いです。皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように。

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