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京都市交通局 20系
トミーテックの鉄道コレクション 京都市交通局の烏丸線用 20系 の紹介です。
昨年発売で少し時間が経っていますが、京都市交通局の烏丸線用の最新鋭の 20系が入線しました!
実車は車内の内装も新鮮で 10系との格差がすごいなと思ってみてます笑
鉄道コレクションとしての製品ですので、動力ユニットやカプラー、車輪周りは交換が必要となります。当ブログで鉄道コレクションの車両入線記事は初めてとなりますので、交換についても取り上げます。
| 鉄道会社・系列 | 京都市交通局 20系 |
| 編成 | 6両 |
| 模型メーカー | トミーテック |
| 製品品番 | ー |
| 発売日 | 2024年 10月 |
| 定価 | 6両セット:19,800円 (税込) |

鉄道コレクションの 6両セットということで、車両セットには動力ユニットは含まれません。ライト類は非対応です。
今回、★の車両に別売りの動力ユニットを組み込みました。
| 竹田・近鉄奈良 ← | 2133 | 2233 | 2333 | 2633 | 2733 | 2833 | → 国際会館 |
| ★ |
名前の通り、コレクションとして楽しむ場合は車両セットのみで問題ありません。走行機能には影響しませんが、パンタグラフ交換することで可動となり、見た目も良くなるため交換しても良いかもしれません。
鉄道コレクション製品を Nゲージで走行できるようにするためには、動力の組み込みや車輪などの交換が必要になります。
本セットの走行化に必要なパーツは以下の通りです。
トミーテック 品番 TM-14 鉄道コレクション動力ユニット 20m級用A2 必要数 1
トミーテック 品番 TT-04R 鉄道コレクション走行用パーツセット(グレー) TT-04R 必要数 3
トミックス 品番 0292 FRS4ANパンタグラフ(2個入り) 必要数 2
6両中 1両は動力を組み込みますので、走行用パーツセットは 1両分余剰となります。
Nゲージとして走らせるために、前項のパーツ類を交換していきます。
まずは動力を組み込んで走れるようにしていきます。
今回は国際会館側から2両目のパンタグラフ付き車両 2733 に組み込みます。
車両セットに付属の交換用の台車枠を用意します。

動力ユニットの台車側面に用意した台車枠を取り付けます。

動力ユニットには床下機器が表現されていません。
車両の床板を外し、床下機器パーツを取り外し動力ユニット側に取り付けます。


床下機器を動力ユニットに取り付けるだけですが、向きなどが分からなくならないように気をつけます。

台車にカプラーを取り付けます。
以下の写真はカプラースペーサーを利用していますが、連結間が広がってしまったため、後で取り外しています。

続いて、床下スペーサーを動力ユニットの床板部分に取り付けます。
サイズは Mサイズが適合します。


最後にパンタグラフを取り替えます。可動式で元のパーツよりも繊細にできています。
なお、パンタグラフの取り替え自体は走行化に必須ではありません。


台車枠の取り付け、カプラーの交換、スペーサーの取り付けとパンタグラフの交換が終われば動力車の対応は完了です。
もう一両あるパンタグラフ付きの車両 (2233) も同様にパンタグラフを交換します。

動力車1両以外はトレーラー車となるため、車輪とカプラーの交換、ウエイトの取り付けをしていきます。

先頭車の先頭側はダミーカプラーとなっているため、交換は不要です。
以下の写真のように、はじめカプラースペーサーを利用していましたが、連結面間が長くなるため、後で外しています。

長すぎるので最終的には取り除きました。
カプラースペーサーを利用すると、以下のように連結面間が広くなりすぎました。

連結面感を調整するため、カプラースペーサーはなしにします。

座席パーツを取り外して、ウエイトを入れます。
座席パーツを元に戻し、ボディを戻せばトレーラ車両も対応完了です。

製品パッケージには上級者向けと記載されているアンテナパーツの取り付けです。
ピンバイスと 0.6mm、1.0mm のドリルが必要になるため、ない方はひとまずスキップしておいても良いと思いますが、アンテナの有無で雰囲気が全然異なりますので、ぜひ取り付けたいです。
先頭車ボディから床板を取り外し、乗務員室との仕切りを外した状態にすると、穴あけ作業がやりやすいです。
ボディに穴あけ位置のガイドがあるため、それに従って穴を開けていきます。

地下鉄特有の四角形のアンテナを取り付けることで、地下鉄車両っぽさが一気に増しますね。

交換が終わった全車両を並べてみます。



こうやってみると、鉄道コレクションもヘッドライトやテールライトがオプショナルで点灯できるようになると良いなと思います。テールライトが光ると格好良さそうです。

走行できるようにした京都市交通局 20系走行シーンをご覧ください。近鉄しまかぜとの離合シーンも。
今回、発売から少し経っていますが、京都市交通局の 20系を紹介しました。
近鉄車両との共演も楽しめます。実車での相互乗り入れに合わせて鉄道模型で共演を再現するのも楽しいですよね。
なかなか鉄道模型として製品化されない車両を鉄道コレクションでは製品化いただけるのは嬉しいですが、走行対応させると結構コストがかかってしまうのはなんとかして欲しいところですね。
それでは皆様の鉄道模型ライフがより良いものに、そしてハッピーなものになりますように!




