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車両基地レールセット活用とポイント電動化など
車両基地レールセットの参考になる点やポイント電動化について紹介します。
本線は中央駅を高架化して無事に開通しましたが、車庫への接続はまだでした。今回接続しましたので、車両基地レールセットやポイントの電動化などとあわせて紹介します。
車庫部分にはトミックスの車両基地レールセットとその延長部を利用しています。このセット、雰囲気を盛り上げるのはもちろんのこと、配線的にも参考になるセットと思います。
車庫なので複数の線路に分岐しますが、各車庫線にはできるだけ少ない分岐で入れた方が良いです。これは鉄道模型特有の事情もあって、どうしても通過するポイントの数が多くなると、ポイントでの電気抵抗の積み重ねによる電圧降下が効いてきます。ポイント通過と共に走行速度が落ちるな、と感じられたことあるのではないでしょうか。まさにそれです。
その点、このセットの配線はうまく考えられていて、また複線間隔も通常より狭く設定されていて省スペースも図られています。
編成長ぶん、車両基地レールセットを買い足してもよいですが、そこそこコストがかかるので1セットだけにして残りは通常の単品ストレートレールで継ぎ足してます。また、洗車機側に拡張して追加で2編成分追加してます。さらに右側に分岐入れてますが現状は何もつながってません(笑)
セットそのものは根っこ側にひとつ使われてない分岐が入っているため、拡げる場合は、そこから分岐していく方が先ほどの分岐の数を減らす観点でも良いと思います。
本線からは高架上で右側に分岐します。
手前の写真で分かるように、車庫は結局嵩上げして本線からの高さに合わせるようにしました。
どうしてもレイアウト作成中にひとまず高さ合わせておきたい、ってことがあると思います。もちろんちゃんと地形を作れば良いのですが。走らせたい欲が勝ってしまうケースもあると思います。そういうときはスタイロフォームの切れ端や段ボールの切れ端で高さ調整しておきます。気をつけたいのはレールの接続した部分には必ず支えをいれるようにします。動力車の重みで接点に負担がかかってしまいますので、特にポイント類は通電性に影響することもあるため気をつけます。
まだ開通してない支線とのクロス。車庫線側を高くしたので、ちょっと高さが不足してます。また考えないといけません笑
セットに付属のポイントは電動化されてない物もあります。車両基地レールセットも付属のポイントは電動化されてません。
どうしても車庫って手元から遠いところになるケースも多く、自動化したいと思います。
以下のポイント駆動ユニットを取り付けることで、ポイントコントロールボックスで制御できるようになります。
取付は簡単で、以下の写真の右側のパーツを交換するだけです。
コード類はレールの下を通すとレールがその部分だけ浮き上がります。通電性の観点からもポイント付近はあまり高さの変化を出したくないので、可能な限りレールと配線はクロスしないようにします。
ポイントが複数あるとどのコードがどのポイント用なのか分からなくなるので、早めにラベルなどつけて分かるようにしておくと良いです。以下のように全面糊の付箋を半分に折って使うのも結構良いと思います。
ポイント用のコードをベースのボードに通すために穴開けが必要。そんな時には以下のようなドリル&ドライバーが一台あるとすごく便利です。
ちなみに小ネタですが、スタイロフォームに半径の小さな穴を開けたい場合は、ストローが使えます。ストローをまっすぐ指すようにすると綺麗な円い穴があけられるので覚えておいて損はないかと思います。
記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!