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近鉄 8810系キットから 9200系 を作成
グリーンマックスのエコノミーキット 近鉄 8810系 を活用して、9200系を作成します。1回目は、ボディの加工を取り上げます。
奈良線に残り活躍している近鉄9200系 9207編成(FL54)を、懐かしのパッケージデザインで発売になったグリーンマックスのエコノミーキット 411N(近鉄8810系 4両編成セット)をベースに制作していきます。
久々のキットからの作成は、ちょうどグリーンマックスから懐かしいパッケージデザイン風のキットが発売されたので、それを組み立てることにしました。ストレートに組み立てるのも良いですが、かねてより入線させたかった 9200系を作成することにしました。
8810系キットを一番よく使っていたのは学生時代で、当時はまだ近鉄一般車の完成品などなく、VVVF車両はこの 8810系のキットから側板を切り継いで側面の窓配置を作成していました。クーラーも切り継ぎ、VVVFの特徴的な制御器はプラ板でそれっぽく作っていたので、今から思うと大改造でした。
今回は 9200系を作ろうというところですが、こちらも学生時代に一度作っていて、特徴的な 9350型 (現在の9310型) はやはりキットを切り継ぎ、裾をプラで伸ばして表現していた記憶があります。今回は登場時の 3両はキットから、9310型は塗装済みキットを放置していたものがあったので、その中の一両を流用することにしました。
まずは、3両の作成を進めていきます。昔はキットに含まれる床下機器を動力車かどうかで使い分ける程度でしたが、今回はそこも工夫していきたいと思います。

ストレートに制作するわけではない場合は、どのようにキットを利用して目的の車両を実現するかを考える必要があります。今回作成する 9200系 4両は以下のように実現していきます。
| 車両 | 組み立て | 床下機器 | 備考 | その他 |
|---|---|---|---|---|
| ク9304 | ク8910 (奇) 組立て | ※ 工夫予定 | 行先表示部加工 | |
| サ9314 | 塗装済みキットから流用 | ※ 工夫予定 | ||
| モ9207 | モ8810 組立て | ※ 工夫予定 | パンタ付き コアレスモーター組込 | 行先表示部加工 |
| モ9208 | ク8919 (偶) 組立て | ※ 工夫予定 | 行先表示部加工 |
※ 床下機器は付属品を並び替えと別パーツを利用して工夫予定
元々は 9200系は 8810系の3両編成版で、中間動力車(パンタなし)が抜ける代わりに大阪方の先頭車が動力車となっています。そこに後から動力なし中間車両が追加された形です。したがって、ク9304とモ9207はほぼ 8810系と同様の組み立て、先頭モ9208はボディは同じですが、動力車としての床下機器の並びとする必要があります。
サ9314 (登場時は 9354) は VVVF 車両と同様のアルミ車体となっているため、今回は 1026系塗装済みキットを放置していたので、そこから中間付随車を持ってきて実現することとしました。

塗装の色合いなどは異なる可能性があるため、再塗装を予定しています。
前節で示したように、流用する 9314 以外の 3両をキットから組み立てていきます。
ここで、キットの 8810系の行先表示は方向幕に交換される前の行灯表示式のものが表現されています。そのため、その部分を削り取って、行先表示シールを貼り付けられるよう加工します。ボディの左側の部分を方向幕の形状に、右側部分は表現を削り取って整形しておきます。

方向幕の部分は行先表示シールのサイズに合わせて、形状を整形しておきます。

ボディ右側の行灯式の表現は削ってパテでならしておきます。


当時はコアレスモーターの登場前で、トミックスのアーバンライナー用の動力ユニットが流用されていたのを覚えています。現在はコアレスモーターがグリーンマックスから登場し、キット製品にも組み込むための方法が説明書に記載されています。
箱状に組み立てる前に、ボディ内側のリブをすべて削り取っておきます。

実際の組み込みや位置決めは組み立てた後にしていきます。
屋根版の向きと妻版を間違いないように基本的に説明書に従って組み立てます。
写真では側板と妻板などの継ぎ目を修正していない状態ですが、適宜やすりがけなどして塗装前には整えておきます。



屋上機器もベースとなる 8810系車両に合わせて用意します。
アンテナやランボード、ヒューズボックスは説明書の通り利用できますが、クーラーの取り付け用の穴がモ9208 の先頭側は用意されていません。位置を決めて穴開けしています。

また、クーラーの中央のリブも穴と位置が合わないため、カットして使わないようにしています。

アンテナ、パンタグラフ、クーラーの取り付け用の穴を 1.2mm ドリルを使ってピンバイスで開けて、クーラーは正しく取り付けられることを確認しておきます。
なお、屋根と同じ色でクーラーは塗装予定ですが、先に取り付けると雨樋部分の塗装がしにくくなるため、仮置きのみで、実際にはクーラーは塗装後に取り付けます。

ボディを組み立てつつ、完成に向けていくつか準備を進めていますので、紹介します。
ステッカーを追加購入
製品には行先表示ステッカーが付属しますが、それ以外は含まれません。
最近の完成品は優先席表示やベビーカーマークなど、多彩になってきているため、少し見劣りがしますので、別途購入しておきます。
世田谷車両のインレタを用意しています。

床下機器パーツの購入
8810系と9200系では同じ 4両編成でも電動車の配置が異なりますので、床下機器の配置も異なります。ここは実際の写真を観察していると結構違うように見えたので、並び替えだけでなく、武蔵模型工房の 9000系用の床下機器も活用してみることにしました。
3Dプリントパーツは初めてですので、グレーの塗装前に吹く、塗料の食いつきを良くするためのプライマーも用意しておかないとですね。

TNカプラーや照明類に継いて
キット製品は室内灯や前照灯、行先表示灯にも対応しません。
ひとまず、ここでは照明類は見送りとします。
なお、カプラーについては他の系列との併結を考慮し、先頭部分のみ TN カプラーを装備する予定です。
今回は、グリーンマックスのエコノミーキットをベースに、近鉄9200系 9207編成(FL54)の作成に着手しました。懐かしのキットながら、現在の9200系の姿を再現するため、8810系キットと1026系塗装済みキットの流用をすることにしました。さらに武蔵模型工房の3Dプリントパーツや世田谷車両のインレタも完成に向けて用意しています。
キットの基本的な組み立てに加え、行先表示の加工や、コアレスモーターへの対応、屋上機器の取り付け穴開けなど、当時の組み立ても思い出しながら、新たな要素も加えつつ進めています。特に床下機器の配置は実車写真に基づき、既製品の組み合わせでは難しい部分を3Dプリントパーツで補完していく予定です。
こうしてみると、コアレスモーターや 3Dプリントパーツなど、当時はなかったものが活用できるようになっているのも、なかなか楽しい部分です。
次回以降の作業では、ボディの塗装と床下周りを工夫して製作していく予定です。
それでは、皆様の鉄道模型ライフがより良いものに、そしてハッピーなものになりますように!
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