当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
スケールスピードで鉄道模型運転を楽しむ
Nゲージは 150分の1 スケール。実車の速度を Nスケールにするとどのくらいの速さになるでしょうか?
運転時の参考になればと思います。
Nゲージは 150分の1 スケール。実車の速度を Nスケールにするとどのくらいの速さになるでしょうか?
ついつい鉄道模型だと速度が速くなりがちです。
実感的でリアルな運転のためには、スケールスピードを意識することが大切と考えます。
本記事では、スケールスピードについて整理しておきます。
さっそく、実車速度とスケールスピードの対応表です。
実車速度は 1時間に何キロ進むか?つまり km/時 という単位が一般的には利用されます。
Nゲージでさすがにそのスケールだと分かりづらいですので、cm/秒、つまり1秒間に列車が何cm 進むかを示しています。
時速(実車) | 秒速(Nスケール) | (例)速度適用例 |
---|---|---|
25km/時 | 4.6 cm/秒 | 警戒現示時の制限速度 |
30km/時 | 5.6 cm/秒 | |
45km/時 | 8.3 cm/秒 | JR 注意現示時の制限速度 |
65km/時 | 12.0 cm/秒 | 近鉄 注意現示時の制限速度 |
95km/時 | 17.6 cm/秒 | 近鉄 減速現示時の制限速度 |
100 km/時 | 18.5 cm/秒 | |
105 km/時 | 19.4 cm/秒 | |
120 km/時 | 22.2 cm/秒 | |
130 km/時 | 24.1 cm/秒 | |
285 km/時 | 52.8 cm/秒 | 東海道新幹線最高速度 |
300 km/時 | 55.6 cm/秒 | 山陽新幹線最高速度 |
別の見方も掲載しておきます。
Nゲージでは一般的な通勤車両 1両はおおよそ 140mm (14cm) 程度の長さです。
トミックスレールだと 140mm 長のレールが基本になっているのでレイアウト上でも分かりやすいかと思います。以下の表は実車速度に対応して、Nゲージ上で 140mm を進むのにかかる時間を示しています。
時速(実車) | 140mm 通過時間(Nスケール) | (例)速度適用例 |
---|---|---|
25km/時 | 3.02 秒 | 警戒現示時の制限速度 |
30km/時 | 2.52 秒 | |
45km/時 | 1.68 秒 | JR 注意現示時の制限速度 |
65km/時 | 1.16 秒 | 近鉄 注意現示時の制限速度 |
95km/時 | 0.80 秒 | 近鉄 減速現示時の制限速度 |
100 km/時 | 0.76 秒 | |
105 km/時 | 0.72 秒 | |
120 km/時 | 0.63 秒 | |
130 km/時 | 0.58 秒 | |
285 km/時 | 0.27 秒 | 東海道新幹線最高速度 |
300 km/時 | 0.25 秒 | 山陽新幹線最高速度 |
例えば、実車における時速 65km/h は Nスケールだと 140mm を約 1.2秒弱かけて通過することになります。
参考までに動画で約 65km/時相当と 85~90km/時 相当での走行の様子です。
模型ならではの楽しみ方、それぞれ色々あると思いますが、スケールスピードでの運転もそのひとつ。
ぜひスケールスピードを考慮して走らせてみるのはいかがでしょうか。
それでは、皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!