鉄道模型Nゲージを今始めるなら【2025年版 スタートアップガイド】

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これからNゲージを始めようと思う方に

今回は、鉄道模型を始めるにあたって 3パターンの楽しみ方を紹介します。

鉄道模型に興味はあるけれど、始め方が分からない。場所とかお金は限られるけど、楽しめるか不安。そんな方に向けて、当サイトが考える 2025年版の「Nゲージスタートアップガイド」をお届けします。

なお、紹介している製品はトミックスの製品です。カトーにおける同様の製品もおいおい紹介していければと考えています。

鉄道模型というと場所やお金、時間が必要になります。

  • レイアウトを拡げるスペース
  • 車両や制御機器などを調達する資金
  • レイアウトを準備したり、レールのメンテにかかる時間

ただ、全部を用意するのはなかなか大変です。全部が揃わなくても楽しめるよう、以下の 3つのスタイルをご紹介しますので、ご自身にあうスタイルを考えてみる機会にしていただければと思います。もちろんこれを元に、独自の楽しみ方スタイルを作り出していくのも良ですね。

  • お座敷レイアウトを自宅で楽しむ
  • レンタルレイアウト活用する
  • いずれはジオラマ作成もやっていきたい

① お座敷レイアウトを自宅で楽しむ

楽しみたいときに畳やフローリングにレールを拡げ、楽しみ終わったら片付けるというスタイルです。常時拡げておくスペースはないけど、必要に応じてレールを拡げる場所はあるという場合にはお座敷レイアウトも良いと思います。

自身は子供の頃はこの楽しみ方でした。レールが増えてきて、2.5m x 1.5m くらいのサイズのレイアウトだとレイアウトを組むのに 1時間、片付けるのに 30分くらいかかっていたように思います。

なお、床に拡げる場合は毛足の長い絨毯のような場合だと走行に支障が出そうですが、フローリングはもちろん、畳や普通の絨毯であれば問題ないと思います。また多少 (数mm程度) の段差があったとしてもその程度であれば、大きな問題はないかと思います。

おすすめスターターセット

お座敷レイアウトで気軽にはじめるには、スターターセットがお勧めです。ここでは一例を挙げておきます。同じ構成で車両のみ違うバリエーションも用意されています。スターターセットの比較については一年前の記事も参考にしてみてください。

鉄道模型を始める方向け〜トミックススターターセットを選ぼう 2024/7
アンディ
アンディ

お好きな車両やレールセット、単数レールを足していくことで発展させられます。走らせるだけでなく、好みのレイアウトを考えるのも楽しみ方のひとつです。

② レンタルレイアウト活用する

自宅には場所があまりないけど、好みの車両のコレクションが中心でたまに走らせたい、あるいは広いレイアウトで本格的に車両を走らせたい!という方へのおすすめはレンタルレイアウトの活用です。

自宅にはスターターセットをはじめに購入し、以降は好きな車両のみを買い足していくという楽しみ方ができるかと思います。スターターセットすらなしで車両のみでも良いかもしれませんが、走行確認などするために最小限のレイアウトは持っておくことがお勧めです。

普段はスターターセットの小さなエンドレスを走らせて、休日にレンタルレイアウトへ出かけて本格的に楽しむということも可能です。レンタルレイアウトも費用はかかりますが、レイアウト用品を買い足していくことを考えると、コスト面でもリーズナブルに抑えることができるかと思います。

おすすめスターターセット

最小限のレイアウトがあれば良いのであれば、一例として挙げておきますが、スターターセット自体はお好きな車両で決めて良いと思います。スターターセットの比較については一年前の記事も参考にしてみてください。

以下は車両自体はハイグレード仕様で、車両の連結がより実感的なTN カプラーを装備しています。

レンタルレイアウトの紹介

いくつかメジャーなレンタルレイアウトを持つお店を紹介します。
ただ、全国様々なところにレンタルレイアウトはあると思いますので、ぜひネットで検索してみてください。「レンタルレイアウト」「Nゲージ」と地名を組み合わせて検索すると見つけられるかと思います。

  • 東京:TOKYO N-Train、ポポンデッタ秋葉原店、IMON池袋店
  • 名古屋:ポポンデッタ大須店
  • 大阪:ポポンデッタ日本橋店

なお、お店によっては車両もレンタルできるところもあります。購入前に試してみたい!という方はレンタル車両を活用するのも良いと思います。

レンタルレイアウト TOKYO N-Trainさんで近鉄電車を走らせてきました!
アンディ
アンディ

先日自身もレンタルレイアウトで走行させてきましたが、情景ある中を好みの車両が走行するのはなかなか楽しいです。

③ いずれはジオラマ作成もやっていきたい

いきなり大きなジオラマは難しいと思いますが、いずれは風景も含めて作成したい。あるいはレイアウトの一部を作り込みたい。レイアウトとは別に小規模なジオラマを作っていく、というのも楽しみ方のひとつかと思います。

ベースボードを用意し、自分だけの風景を作り込み、そこに好みの車両を走らせる、飾るという楽しみ方ができます。

ジオラマに発展させることを想定しておくと、夜景を楽しむために室内灯を組み込んだり、レイアウトも大きくなっていくことなども考慮して、制御用品類もはじめからそれなりのものを揃えておくほうがトータルコストは抑えられるかと思います。

おすすめスターターセット

今後もしっかり使っていけるものということで、ここでは車両が付属しない(お好きな車両を別で購入する)マイプランというシリーズを紹介しています。付属するコントローラーも他のスターターセットよりも電気容量も多く、長く使える製品が付属します。

スターターセットの比較については一年前の記事も参考にしてみてください。

まとめ

鉄道模型の楽しみ方として 3タイプ挙げてみました。

  • お座敷レイアウトを自宅で楽しむ
  • レンタルレイアウト活用する
  • いずれはジオラマ作成もやっていきたい

あくまでレイアウトサイズやどこに力を入れるかにもよるため参考程度ですが、以下の表にそれぞれがスペースやコスト、時間をどのくらい必要とするかの直感的なイメージを★で表してみました。

① お座敷②レンタル③ジオラマ
スペース
楽しむときに拡げるスペースが必要

走行テストなどに利用する小さなスペースが必要

ジオラマサイズに応じて必要
コスト
車両、レール、制御機器に応じて必要

車両をメインとして必要

車両、レール、制御機器以外に土台やストラクチャーなども必要
(走らせる準備にかかる)
時間

レイアウトの出し入れやレールなどのメンテの時間は必要。

レンタルレイアウト屋さんを訪れるのにかかる時間次第。

レイアウトは常時広げた状態のため、都度楽しむのに必要な準備などは不要。
レールなどのメンテの時間は必要。
スペース、コスト、時間がどのくらいかかるかを感覚的にまとめてみた

コレクションメインの楽しみ方、走行がメインの楽しみ方、情景を作るという楽しみ方など様々な楽しみ方があります。用意できるスペースや予算の都合と合わせて、楽しみ方を検討する参考になれば幸いです。

鉄道模型ライフを良い形でスタートできますように。そして皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!