【Nゲージ】グリーンマックスの近鉄8810系キット製品を使って 9200系を製作する (3) ボディ以外の塗装とTNカプラーを取り付けて完成へ 

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近鉄 8810キットから 9200 を作成

グリーンマックスのエコノミーキット 近鉄 8810 を活用して、9200系を作成します。
3回目の今回は、走行可能な状態に仕上げます。

奈良線に残り活躍している近鉄9200系 9207編成(FL54)を、グリーンマックスのエコノミーキット 411N(近鉄8810系 4両編成セット)をベースに製作しています。
3回目の最終回は、床下や屋根周りの塗装と、TNカプラーの取り付け、モーターを組み込んで走行可能な状態にし、仕上げていきます。

残りの塗装

屋上機器の塗装をします。なお、グレーで塗装していきますが、ここは缶スプレーを利用しました。
写真を撮り忘れたようですが、クーラー、ランボード、アンテナをグレー(GM カラー番号14:灰色9号)で塗装します。

クーラーパーツ。

床下機器はパーツを切り出した後のランナーを活用して塗装しています。塗り残しがないよう前後左右からスプレーを吹くようにします。床下機器と屋根は GM カラー番号 9:ねずみ色1号を吹いています。

床板はパーツのランナーを活用して塗装。

屋根の塗装は雨樋部分はアイボリー/マルーンレッドを残す必要があるため、少しマスキングが難しいです。マスキングテープが浮きやすいので気をつけておくことと、車両内側に塗料が吹き込まないようにボディ下側も覆うようにするなどの注意が必要です。

屋根の塗装

雨樋部分は必要に応じて筆塗装で修正しています。

屋根の塗装。雨樋の塗り分けが難しい。

窓のサッシや靴ズリに色差しをした時に、先頭の行先表示部の枠のシルバーを忘れていたため、後追いで塗装しました。標識灯部分もシルバーに塗装しています。

行先表示の枠がシルバーなので色差し。

車番はグリーンマックスの近鉄通勤車用のものには 9200系用の車番は含まれないため、適当にナンバーを組み合わせて切り出して利用します。

ナンバーを組み合わせて車番を転写していく。

ナンバーを転写する際は 10mm のマスキングテープのケースをボディに挟んで利用してます。昔このやり方をしてたので、今回も同じようにしました。

なかなか水平に番号を並べるのが難しい。

ナンバーは一桁ずつ、もしくは他の車番で 2桁以上並びがあればその部分を切り出して活用します。
例えば、9208 の 08 の部分に 6308 の後2桁を流用するといった具合です。

可能なところはできるだけ2桁以上まとめて転写する。

そして今回の難関が、先頭部の車番です。スペースが狭い上に数字も小さいので一桁ずつの転写はかなり苦戦しました。なぜか小さな数字「4」のみは単体で用意されていないため「8924」「8914」から切り出すしかなく、失敗が許されません💦

先頭の車番は特に難易度が高いです。綺麗に水平にとはなかなかいかない。

行先は付属のステッカーより京都行きの普通を選択しました。
ふと気づいたのですが、旧品番 411のキットにはなかったと思いますが、8810系登場時の種別だけの表示を表現するステッカーも付属しています (今回は利用しません)。

京都行き普通を選択。

最後にクリアーを吹いて転写したナンバー等を保護します。なお、クリアーを吹く際は屋根はマスキングしています。

クリアーを吹く際は屋根はマスキング。

TN カプラーの取り付け

台車を反対向きに利用することもあり、カプラーは TN カプラーを先頭含めて全車両に取り付けます。
取り付け方にはキットから組み立ての先頭部分と中間部分、動力ユニットを組み込み車両、塗装済みキット流用の 9310型と4種類のバリエーションがあります。

先頭部分の TNカプラー取り付け

先頭部分には JC6340 を利用します。
キットの床版は TNカプラーの取り付けには対応していないため、まずは TNカプラーの取り付け部分に合わせて、床板を削っておきます。

マスキングテープやマジックなどで TNカプラーの取り付け部分のサイズに合わせて削る部分を目印をつけておき、あとは少しずつ棒ヤスリで削っています。TNカプラーの取り付け位置ですが、床板の端に TNカプラーの端を合わせればボディに床板を収める時に干渉しません。

床版の加工。

下の写真の左のように TNカプラーに合わせて削れたら、TN カプラーに元々ある後ろ側の穴を流用して、ピンバイスで 1.2mm の穴を開けます。1.4mm のネジで固定すれば OK です。電気連結器は 1段ですので、ニッパーで下段をカットしています。

TNカプラーを取り付けたことで、スカートがそのままでは取り付けられません。下の写真のようにアタリ部分をカットして後付けしています。なお、塗装も後から筆塗りしました。一度作っていればサイズがわかるため、あらかじめカットして他の塗装時にまとめて塗装すると良いでしょう。

スカートの加工。
スカートの取り付け。

動力ユニットへの TNカプラー取り付け

今回利用した動力ユニットはコアレスモーター動力ユニット (20m級B) となります。少しボディサイズよりも短めの長さのため、TNカプラーの取り付けに対応したリブがありますが、そのままでは車端に良い具合に連結器部分が出てきません。通常リブは 2つ使うところを1つだけにし、TN カプラーが車端の良い位置に来るように取り付けています。実物合わせで TNカプラーと動力ユニットのアタリを削っています。特に補強はしていませんが、リブ1つでも走行に支障は今のところなさそうです。
なお、利用する TN カプラーは 品番0337 密連形 TNカプラーです。

前に出すように取り付ける。

ボディに動力ユニットを仮組みすると、車端部がうまく収まりません。そのため、TNカプラーの上部と妻板との干渉部分を少しヤスリで削ってます。

動力ユニットのカプラー部分はカットしておきます。根元に近い部分でカットしようとすると、動力台車の枠を破損する可能性があるため、写真のように、少し離れたところでカットするのが良さそうです。

動力台車のカプラーをカット。

中間部分・塗装済みキット流用車両への TNカプラーの取り付け

キットの床板中間部への TNカプラーの取り付けも基本的には先頭部と同じです。車端に合わせて TNカプラーの位置を決めて取り付け部を削ります。利用する TN カプラーは 品番0337 密連形 TNカプラーです。

中間部も先頭部同様に。
中間部への TNカプラー取り付け。

塗装済みキットの床板は 2つのパーツを重ね合わせて利用するようになっています。TNカプラーと干渉する部分を両方のパーツで削る必要がある以外は、同じように加工します。

最終の組み立て

動力車以外はウェイトを組み込み、床板に台車を取り付け、ボディと組み合わせていきます。

動力ユニットは付属の説明書に従い、取付アダプターの位置を調整して取り付ける必要があります。

動力ユニット取付アダプターを取り付け。

台車は新KDタイプを利用しています。2回目の記事で記載したように、向きを反転して利用しています。

屋上機器やパンタグラフも取り付ければ完成となります。

1か月以上かけてようやくの完成へ。

(注)妻面の貫通路部分は塗装済みキットはアイボリーとなっていますが、それが正解です。

さいごに

グリーンマックスのエコノミーキットをベースに、近鉄9200系 9207編成(FL54)の作成を進めてきました。
思っていたより時間がかかってしまいましたが、久々のキットからの車両製作となりました。

学生の頃の組み立て方法をベースに、TNカプラーの取り付け方法はこれまでの加工方法を活用したり、大きな加工の必要になる 9310型は塗装済みキットを流用したりするなど当時とは異なる部分も取り入れながらとなりました。

ストレートに組み立てるのも、色々工夫して他系列を作成するのもキット製品の楽しみ方です。製品化されていない車両を作成するのも良いですね。

それでは、皆様の鉄道模型ライフがより良いものに、そしてハッピーなものになりますように!

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