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ATS 地上子を設置する
レイアウトにATS地上子を追加してアクセントを表現します。近鉄っぽさの表現もしてみます。
まだレイアウトにはレールと駅などを配置した状態で、大半はスタイロフォームのままなのですが、レールにアクセントを与えるために ATS 地上子を設置します。といっても信号機も未設置なのである程度配置を想定しながら設置します。最後に停車位置目標同様に近鉄っぽさを表現してみます。
走る列車は近鉄車両が多く、先日近鉄風の停車位置目標を用意しましたので、ATS地上子も近鉄でよく見かけるタイプのものに近いものを利用します。
グリーンマックスより信号機などの周りに設置されるキュービクルなどと合わせてセットになったキットが出てますので、これは活用しやすいと思います。
ATS地上子を切り出してホワイトで塗装します。近鉄の最近の地上子はホワイトのものが多いように思います。
10月に塗装済みのものも発売になりますね。こちらも活用してみてはいかがでしょうか。
信号機を本来であれば設置した上で ATS 地上子を設置するのが良いのでしょうが、信号機は今準備中(笑)です。中央通過線途中駅から作り込む予定で、信号機も点灯式のものを用意しようと考えてます。ですのでまだ少し時間がかかりそうです。
ということで、まずは中央通過線途中駅に入るところ、つまり場内信号機に合わせて地上子を設置していきます。下図の右側の信号機アイコンのところですね。本記事ではこれともう一つ、左手の信号機アイコンの位置、つまり出発信号機に合わせて設置します。
ATS 地上子は信号機の手前に設置され、列車が通った時に速度を照査して速度が出過ぎていると自動的にブレーキをかける安全上の装置です(すごく大雑把な説明です)。近鉄では信号機手前3箇所に設置されていることが多く、閉塞信号など含めて通常は信号機の 50m手前 (A点), 100m手前 (B点), 200m手前 (C点) に設置されています。
先ほどの図に従って3箇所に地上子を設置します。
ATS地上子はレール間の中心より少し左寄りに設置されているようです。
信号機は以下のカーブの出口付近に設置予定です。通過線とホームのある線に分岐するので2つ信号機並べたタイプを用意しようと検討中です。
本来であれば、赤信号の時に誤って地上子を通過した時には非常ブレーキをかけて安全に停車できる必要があるので地上子はもっと手前にないといけないですが、カーブ区間なのと駅なのでこの位置にしてみましたが、やっぱり近いですね。
信号機をちゃんと設置する時にもう少し手前に見直すかもです。
模型レイアウトでも、この位置でもしリアルな列車が過走した時にちゃんと止まれる距離はあるのか?とか考えながら位置決めするのも面白いです。
お次は駅への設置です。上の図と以下の図は上下左右が逆になってますが、図中の矢印の向きが対応しています。
駅に停まった列車が出発する時に確認する出発信号機に対してATS地上子を設置します。
駅に停車する列車があるので、50m 手前ではなく、信号機の近くに A点を設けています。
6両停車位置目標の位置を考えると A点はもう少し手前でも良いかも? なかなか実物でも線形によって色々なパターンがあって観察してみるのも楽しいです。
通過線にも ATS地上子を設置してみました。通過線にも出発信号機を用意することになります。
なお、C 点は省略してあります。そもそも分岐に入るタイミングで速度を落としているためですね。
さて ATS地上子の位置は近鉄型の ATSっぽい位置を考えてきましたが、もう一押ししてみようということで、駅の地上子のA点、B点を示す標識(標識と呼ぶのが正しいのかは怪しいです)を置いてみました。
通常の距離 (50m, 100m, 200m 手前) に地上子がある場合は示されてないようですが、駅場内とか距離が異なる場合は地上子の横にどのポイントなのかを示すために「A」「B」「C」と書かれた標識が設置されてます。
B点も同様に設置します。ホームがあるので、ホームの土台側に設置しました。
ちょっとボケてしまってますが、停車位置目標と合わせて近鉄っぽさがアップするのではないでしょうか。
結構良いんじゃないかなと思ってます!今後他の位置にも設置していきたいと思います。
好きな鉄道会社や路線を観察して、鉄道模型でもそれを表現していくことで、より雰囲気も盛り上がると思いますので試してみてはいかがでしょうか。
記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!