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各メーカの室内灯をみていく
カトー、トミックス、グリーンマックス、ポポンデッタ各メーカーの室内灯をみていきます。
車両を発売しているカトー、トミックス、グリーンマックス、そしてポポンデッタ各メーカーの室内灯。それぞれ特徴があるように思います。好みも分かれそうです。それぞれ見ていきたいと思います。
今回 E353系ではじめて導入しましたカトーの室内灯です。
明るさ加減は明るすぎず暗すぎずでちょうど良い感じです。
カトーの室内灯は少々取付でステップを踏みますが、慣れれば大したことはありません。
通電シュー(薄い金属板)を車端部に差し込み、室内灯を取り付けるスペースに差し込みます。照明版の長さを調整して車両に取り付ければOK。車両によって少し取付方は異なるようです。照明版は手でパキッと折れるようになっているので長さ調整は簡単です。説明書をよく見て向きは間違えないよう気をつけましょう。
E353系で初めて利用したカトーの室内灯ですが、なかなか良いと思います。
トミックスからも白色と電球色のLED 室内灯が出ています。車両に応じて種類があるのでマニュアルに従って取り付けるのはカトー同様です。純正なので、取付は難しくないです。
基本的には車両を床板から取り外して床板側の取付用の柱に室内灯をセットすればOK。長い場合はカットする必要がありますがカッターなどで切れ目を入れれば手で折れます。
床板側に取り付けるほうがボディを取り付けるのが簡単です。
ポポンデッタの照明は最も特徴的です。
コンデンサを備えているため、電気が供給されなくなってもすぐに消えることはなく、徐々に明るさが落ちていきます。
光量は 2択で選べるようになっていて、モードSという明るさを抑えた実感的なものとモードHという明るさ優先のモードがあります。
普通に走らせている中でも室内灯のちらつきは気になるケースがありますが、コンデンサ搭載のお陰でちらつきはほとんど見られないのがポポンデッタの照明の特徴。この機能は結構気に入ってます。
純正でない場合は両面テープで屋根裏に取り付けたり、スプリングの位置を床板側に合わせるなど少し手間はかかります。
長さ調整は、ボディー長に合わせて決められた位置でカッター等で切り込みをいれて折ればOKです。
先日購入の近鉄 8600系にはグリーンマックスの室内灯を取り付けています。
光量は多く、かなり明るい印象です。グリーンマックス車両のコアレスモーターによる動力は起動電圧が低いため、動き出しと同時に明るくなり始めます。
床板側にスプリングの位置を調整して取り付ける必要があるのが少し手間ですが、チップLEDが複数ついており、明るさは車両全体にわたって明るいです。
ちなみに個人的にグリーンマックスの照明は基板がメッチャ堅いので、長さ調整がいつも苦労してます。なかなか折るのは大変なので、切断してしまうほうが気楽かも。
ほかにも室内灯はいくつかのメーカーから発売されてます。
基本的にはメーカー純正のものをこれまでは利用してますが、明るさ加減やちらつき防止、取付易さなどそれぞれに特徴があります。ポポンデッタの照明はグリーンマックス純正が用意されてない編成で活用しましたが、少しコストはかかるものの良い出来映えです。欲しい品番の在庫がないことが多く、入手が少し難しいのが難点ですね。
建物照明のようにテープLEDで自作されている方もいますが、そこは未挑戦です。車両取付の場合は進行方向によって電流はどちら向きにも流れるので少し難易度があがります。
とくに自身のある方以外は、純正を基本線に、慣れてきたら好みのモノを取付に挑戦してみるのもありかと思います。
それでは、皆様の鉄道模型ライフがより楽しくハッピーになりますように!